最近読んだ本について。時間のない方に向けて、
私なりの解釈ではありますが、簡潔に、内容をまとめてみました。
参考になれば幸いです。
本の情報
- 1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけをシンプルに伝える技術
- 著者:伊藤羊一
こんな人におすすめ
- 今後のキャリアに悩みがある人
- 人前で話すことが多くなってきた人
- 自分の伝えたいことがうまく伝わらない人
- 簡潔に話をまとめることができない人
この本の概要
- 1分で簡潔に伝えるために、いろいろな技術があるが
一番大事なことは、1分で伝えるための下準備。 - 「どうしても、自分の言葉で、この人に伝えたい」
という熱い思いを持って話すことが大切。
アクション
- 自分の「結論」を伝えるコミュニケーションを意識すること。
- 「結論」と、その結論を支える「根拠」を考えるようにすること。
- 人前で話す前に、練習と準備を必ずすること。
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読んだきっかけ
お客様と会話する機会が増え、「自分の考えている事をわかりやすく伝えたい」
と感じたことが多々あったため本書を手にとりました。
詳細内容
著者はヤフーアカデミアの学長であり、ソフトバンク孫社長にも一目置かれたほどの
プレゼン実績をお持ちの方です。
著者(伊藤さん)の経験の元、
簡潔に、わかりやすく人に伝えるための「how to」が記載されています。
それ以外にも、「そもそも人に伝えるとはどういうことか?」
「プレゼンをするにはどのような気持ちで挑むべきなのか」
といった感情面についても、本書では述べられていました。
- 伝わるということは、相手に動いてもらうこと。
相手に動いてもらうためにできることは全部やろう!
「1分で話す」 とは、
つまり「1分の内容で人に伝わるか、伝わらないかが決まる」ということ。
「人に伝える」ようにするためには、
自分でできる様々な努力を惜しんではいけない、とおっしゃっています。
こちらには深く共感しましたし、今後会議をする際には、
引き続き「練習」をしてから臨もうと決めました。
また、実際の読者からの、お悩み相談に著者が答えるような形で
パターン別に、悩みとその解決方法などが載っていました。
私は、自分にも起こりえるパターンと照らし合わせ、読み進めることができました。
※「会議の場で頭が真っ白になる理由と改善方法」など。
- 世の中は、「根拠」だけを話している人がたくさんいる
「過去に実績もあります」「ほかのお客様でも好評でした」などなど
お客様とお話しする際に、多く発する言葉ですが、
こちらはすべて根拠(知識やデータ)とのこと。
人に動いてもらうことがゴールである以上、根拠だけでは何も変わりません。
(確かに、上記のようなことを聞いていると、「…で?」となること多いですよね笑)
根拠(知識やデータ)をもとに、自分の考えを述べることまでが、
「人に伝える」ということのようです。
こちらの内容については目からうろこでした…。
今後、身近な上司や同僚とのコミュニケーションの際にも意識していきたいです。
感想
「人に伝える」ということについて、様々な「how to」や、
思考方法など、社会人1年目から知っておきたかった…といった内容が
沢山ありました。こちらの内容が1000円ほどで学べるとは、
本当にありがたいことです…。
「人に伝える」という行動は、ビジネスだけで必要なわけではないと思います。
様々な伝え方の方法はあるかと思いますが、一番大切なこと、
そしてこの本で、著者が一番伝えたいことは
「伝えたい言葉はあるか?」
という点のように感じました。
相手に動いてもらうために、自分自身を動かせているか?という問いかけに対して
私自身、今はまだ胸を張って「Yes」と言えませんが、
今回、本書で知ることができた内容を行動に移し、
少しでも「人に伝える」ことができるようになりたいと思います。
まとめ
私は、お客様先で話す機会が増え、必然性にかられてこちらの本を手にしました。
確かに、本書はビジネスシーンに特化した具体例が多いですが
本書に記載してる方法を、自分の環境に置き換えて、
意識していくことはできるかと考えます。
ぜひ、「伝える」という技術を身に着けたい方は読んでみてくださいね。
この本を読み、皆様が少しでも、
「人に伝える」ということを前向きにとらえていただけたら幸いです。
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